1970年代以降,後期高齢者の視床出血が著明に増加 久山町研究 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする 脳出血の部位別頻度の時代的推移を検討 久山町研究において,1960年代から70年代にかけて,脳出血の発症年齢のピークが60歳代から80歳代に移動したこと,また70年代以降は脳出血の発症率が下げ止まる傾向が示されていた。九州大学病態機能内科の後藤聖司氏(現・福岡赤十字病院脳血管内科)らは,久山町研究の3集団の追跡データを用いて,時代とともに脳出血の部位別頻度がどのように変化したのかを検討。その結果,わが国では高血圧管理の普及や飲酒習慣の減少によって,脳出血の発症率が60年代から70年代にかけて著明に減少したが,70年代以降は横ばいで推移しており,その背景として後期高齢者の視床出血発症率の増加が影響している可能性が明らかになった(Circ J 2014;78:403-409)。 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする ×