非心臓大手術が非リウマチ性大動脈弁狭窄症の急速進行のリスク要因に 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする 人口の高齢化に伴い,弁の硬化変性による非リウマチ性大動脈弁狭窄症(AS)が増加しているが,心臓以外の大手術による炎症刺激が,その増悪因子になる可能性が浮上した。奈良県立医科大学中央臨床検査部講師の水野麗子氏は,同大学第1内科との共同研究により経胸壁心エコー(TTE)で経過観察中の非リウマチ性AS患者連続218例を後方視的に検討。その結果,全身麻酔下の非心臓大手術を受けた患者は,受けなかった患者に比べて,大動脈弁の最大圧較差(最大AVG)で評価した年間進行速度が有意に加速しており,非心臓大手術は非リウマチ性ASの急速進行の独立した予測因子であったことをCirc J(2015;79:867-872)に報告。非心臓大手術が,非リウマチ性ASの増悪に関連することを示した研究は今回が初で,追試結果が注目される。 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする ×