「運動前には糖質をたっぷり摂れ」は嘘だった
研究の背景:カーボローディングが推奨されてきた
私は学生時代,運動をやるのであれば試合前には糖質をたくさん食べるようにと指導された。糖質を負荷すること(カーボローディング)により,筋肉内のグリコーゲンが増加し,運動耐容能が向上するということであった。この若いころに刷り込まれた知識により,"糖質制限食をしていると,(カーボローディングの逆作用で)筋肉内のグリコーゲンが減少し,運動耐容能が低下するのではないか"という懸念を持っていたが,自分自身の体感としては糖質制限食で運動持久力が低下するとは感じていなかった。
このたび,極端な糖質制限食(ケトン産生食)ですら筋肉内のグリコーゲン量は維持され,運動耐容能も低下しないことを示す論文がMetabolism(2016; 65: 100-110)に掲載された。糖質制限食は運動耐容能を低下させないことが証明され,そもそもカーボローディングの概念が覆されたように思うのでご報告したい。
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