【キーワード】オートプシー・イメージング(Ai) 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする オートプシー・イメージング(Autopsy imaging;Ai)は本来、剖検にCTやMRIなど遺体に対する画像診断を組み入れて死因を検証する死亡時画像病理診断とされていたが、最近では死亡時画像診断のことを指す。体表のみの検案では死因特定の誤りや見落としが起こりうるため、画像診断で不要な剖検を省略し、必要な剖検の施行率を高めることが期待される。また、死後画像診断と剖検から得られる情報は異なり、双方を比較することでより精密な死因究明が可能になる。2015年10月に施行された医療事故調査制度では、全ての症例に対して剖検、Aiを実施する必要はなく、医療事故が発生した医療機関の管理者が選択する事項となっている。しかし、カルテや血液データだけでは、医療事故があったかどうかの客観的な証拠とはならない。客観的に医療事故がなかったことを示すには全身の解剖学的な検索は必須であり、Aiまたは解剖が必須である。 ■関連記事 Aiを自らの医療の証拠に (監修:千葉県がんセンター診療部長・髙野英行氏) 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする ×