薬剤師の在宅訪問に対して、管理指導料が算定されます。管理指導料の請求先は、患者さんの介護認定の有無により異なります。介護保険証で要介護度(要支援1・2、要介護1~5)と認定日・認定期間を確認しましょう。 介護認定されていれば介護保険に居宅療養管理指導費を、介護認定されていなければ医療保険に在宅患者訪問薬剤管理指導料の請求を行います。 (参考:日本薬剤師会 監修『平成25 年版 在宅医療Q&A』じほう) 【薬剤師が1 回訪問した際に患者さんが支払う金額】 介護保険(1割負担・1単位10円)利用の場合 503円+お薬代(+交通費) ※同一世帯居住者の場合には352円+お薬代 医療保険(1割負担)利用の場合 650円+お薬代(+交通費) ※同一世帯居住者の場合には300円+お薬代 ※臨時訪問時には500円加算 薬剤師の在宅訪問に関わる費用の算定について学ぼう 1回の在宅訪問で請求する費用は?居宅療養管理指導費と在宅患者訪問薬剤管理指導料 臨時の処方箋への調剤、どう算定する? 在宅患者緊急管理指導料と在宅患者訪問薬剤管理指導料