【キーワード】傍ストーマヘルニア 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする 傍ストーマヘルニアは、人工肛門造設後の晩期合併症の1つで、ストーマ造設時に腹部に作製した孔から小腸や大腸などが脱出してストーマ周辺の皮膚が盛り上がった状態である。合併症の中では発症頻度が高く、回腸造設、大腸造設ともに10%以上とされる。原因には患者側因子(慢性咳嗽、肥満、低栄養、術後感染など)と手技的因子(過剰な筋膜切開、経腹直筋以外の位置、腹膜内経路など)がある。発症後はヘルニアベルト着用や生活指導による経過観察などを行うが、症状の悪化や装具の装着困難な患者に対しては修復手術を行うこともある。嵌頓(脱出したまま戻らない)やヘルニア門が狭く還納が困難な場合は絶対的手術適応となる。 ■関連記事 傍ストーマヘルニアに腹腔鏡下修復術 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする ×