【最終回】究極の釣り針の抜き方"String Yank Technique"

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 いよいよ隠岐からのエッセイは最終回となりました。

 今回は離島発の究極の「釣り針の抜き方」を紹介して、連載を終わりにしたいと思います。

 これは私たちが発見したものではなく、American Academy of Family Physicians(米国家庭医学会)のホームページで見つけました。"fishhook removal"でサイト内検索すると出てきます。

 釣り針刺傷では、通常はよく針先を貫通させて、返しを切って取ったりすると思います。結構太い釣り針だと返しのところを切断するのに力が必要だったりします。また針を進めることで新しい傷をつくるのも、あまり気持ちの良いものではありませんよね。

 今回紹介する方法は"String Yank Technique"といいます。糸をかけて、シャンクを押さえて、引っ張るだけです。米国家庭医学会のホームページに載っているためか、YouTubeで"fishhook removal"で検索すると、外国人が「オゥッ!」とか言いながら、自分たちでセルフ抜針している動画が出てきます。なぜだか、針を刺すところから実演している動画も出てきます。痛そうです(笑)

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