糖尿病医が抱く高尿酸血症治療への疑問 CARES試験から 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする 研究の背景:血清尿酸値は心血管イベントと相関するが因果関係は不明 以前から、血清尿酸の高値は高血圧、脳卒中、心不全発症の予測因子となる(相関関係がある)ことが示されてきた。一方で、昨年(2017年)改訂された日本動脈硬化学会の『動脈硬化性疾患予防ガイドライン2017』でも記載されているのは、尿酸高値が危険因子であるか(因果関係があるか)どうかについては不明だということである。つまり、尿酸低下療法で心血管イベントを抑制できるかどうかについてのランダム化比較試験(RCT)のデータが不足しているわけである。 このような中、尿酸低下療法に関して、心血管イベントへの影響を見たCARES※試験がN Engl J Med(2018;378:1200-1210)に報告された。さまざまな疑問が未解決なままに残される試験ではあるが、重要と考えるので紹介したい。 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする ×