新しい医療分野、"舞台医学"とは

初の総合解説書を刊行した武藤芳照氏に聞く

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

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 スポーツ医学の進展に伴い、テニス肘や野球肘、女性アスリートの貧血、無月経などスポーツ障害に対する認知・治療は著しく向上した。それに対し、演劇や音楽、舞踏といった芸術活動では同じ動作の反復・長期継続に伴い種々の身体障害が生じること、激しい動作および転落による外傷などのリスクが高いことはあまり知られていない。欧米では、ダンスや音楽と医学に関する学会や団体が設立され、医療分野の1つとして認知されつつあるという。このたび、舞台医学(stage medicine)を初めて総合的に解説した『舞台医学入門』が刊行された。舞台医学の現状と患者の特徴、今後の展望について、監修者で東京健康リハビリテーション総合研究所所長/東京大学名誉教授の武藤芳照氏に聞いた。

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