肝炎は6カ月ごとにエコーで肝がんスクリーニング! 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする Lancet(2018; 391: 1301-1314)に肝細胞がんの総説(seminar)がありました。著者はスペイン・University of Barcelonaの医師たちです。この著者は肝細胞がんのステージングのThe Barcelona Clinic Liver Cancer (BCLC)systemを開発した医師たちです。 特に2012年以降の肝細胞がん研究の進歩について解説しています。 Lancetセミナー「肝細胞がん」最重要点は次の10点です。 肝がんの8割はサハラ以南、東アジアでB型肝炎、アフラトキシンが原因 欧米、日本の肝がんの原因はC型肝炎、アルコール、非アルコール性脂肪肝(DM、肥満)多い 肝がんスクリーニングは6カ月ごとにエコーやるべし、αFPは感度・特異度が低い 1cm以上の肝細胞がんは動脈相で濃染、静脈相でwash out、陽性尤度比100%近い 肝血流は肝動脈:門脈が1:3、肝細胞がんは主に肝動脈支配 単結節は肝切除、単結節5cmまで、複数結節径3cm3個までなら肝移植 肝切除は肝硬変なく単結節時。門脈圧亢進あれば不可。肝硬変あれば肝移植 2cm未満の結節なら焼灼(ablation)の効果ほぼ100% 透視下カテ注入で唯一生存率改善するのはchemoembolisationのみ 分子標的薬sorafenib(商品名ネクサバール)、regorafenib(スチバーガ)は進行肝がんで生存率改善 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする ×