どのエコーを選んだらいいの?

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 超音波診断装置、通常は「エコー」っていいますね。皆さんの医療施設ではどこに置いてありますか? 病院なら普通は検査室、そして検査技師さんが使っていますね。

 それが、この10年くらいで、大きく様変わりしてきました。1つはエコーがデジタル化されて、コンパクトかつ高精細な画質のものが出てきたからです。また2010年、GEヘルスケアジャパンから発売されたポケットエコー「Vscan」は衝撃的でした。本当にポケットに入る大きさのエコーを手にすることができるようになったのです。マイナーチェンジを繰り返して、現在は三世代目のものとなっています。

「エコー」と一口に言っても種々雑多ないろいろなエコーがあり、よく知らない人にとっては分かりにくいかもしれません。そこでこの連載では、エコーを全く知らない人でも分かるようにエコーの醍醐味を紹介していきます。エコー未経験者にもエコー経験者にもためになる情報をたっぷりお伝えします。

白石 吉彦(しらいし よしひこ)
 離島総合医。1992年に自治医科大学卒業後、徳島で研修、山間地のへき地医療を経験。1998年に島根県の隠岐諸島にある島前診療所(現隠岐島前病院)に赴任。2001年に同院院長。周囲のサテライトの診療所を含めて総合医の複数制、本土の医療機関との連携をとりながら、人口6,000人の隠岐島前地区の医療を支えている。
 2014年に第2回日本医師会赤ひげ大賞受賞。著書に『離島発 いますぐ使える!外来診療小ワザ離れワザ』(中山書店、2014)、『THE整形内科』(南山堂、2016.5、編集幹事)、「離島発とって隠岐の外来超音波診療 動画でわかる運動器エコー入門」(中山書店、2017)。

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