総説リウマチ最新治療、拙速は巧遅に勝る! 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする JAMA(2018; 320: 1360-1372)に「関節リウマチ(RA)の診断と治療」の総説がありました。RAの世界最新の総説です。現在、リウマチ治療により患者の70~80%で寛解か低活動度とすることができます。しかし逆に言うと20~25%は低活動度に至りません。 RAの罹患率は1,000人に5例、どの年齢でも女性が男性の2~3倍多く、ピークは50歳代です。 「関節リウマチの診断と治療」総説最重要点は下記13点です。 RA初期治療にMTX+PSL少量は、MTX+バイオ製剤と比べ遜色がない JAK阻害薬(オルミエント)+MTXは、ヒュミラ(TNF阻害薬)+MTXより優れる DMARDsは細分化され、cs、ts、bo、bsDMARDsに バイオ製剤で結核が再発しないのはリツキサン(国内RA未承認)と、おそらくオレンシア 治療はMTX+PSL低用量で開始、駄目ならMTX+バイオ製剤またはJAK阻害薬 MTXに他のcsDMARDs併用の意味はない MTX+PSL効なく自己抗体(+)・初期から関節破壊・高活動ではバイオかJAKを 全csDMARDs禁忌ならIL-6R抗体(アクテムラ、ケブザラ)かJAK阻害薬「単独」を RAの診断クライテリアなんてない。あるのは分類クライテリア! 抗CCPのみ陽性時、発症に5~10年、抗CCP、RF、CRP増加時は数カ月で発症 治療は「treat‐to‐target」定め3カ月で活動度50%、6カ月で寛解・低活動目指す 外来でRA疾患活動性はSDAI、CDAIで記載せよ 喫煙は肺内蛋白でアルギニンのシトルリン化起こしマクロファージ上HLA-DRと結合、炎症起こす 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする ×