時代はGLP-1受容体作動薬! 経口セマグルチドのPIONEER 6試験から 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする 研究の背景:"第二選択薬"の立ち位置にあるGLP-1受容体作動薬 昨年(2018年)の米国糖尿病学会(ADA)/欧州糖尿病学会(EASD)の合同レポートにおいて、第一選択薬のメトホルミンに次いで使用されるべき薬剤は、ほぼSGLT2阻害薬かGLP-1受容体作動薬かの二択とされた(Diabetes Care 2018;41:2669-2701、関連記事「ほぼ2つに絞られた糖尿病第二選択薬」)。 この2つの薬剤を比較すると、SGLT2阻害薬が経口薬であるのに対し、GLP-1受容体作動薬は注射薬であり、患者の受容や医療費という観点から考えると、圧倒的にSGLT2阻害薬の方が優先されやすい傾向にあったと思う。 このたび、経口GLP-1受容体作動薬の経口セマグルチドの心血管アウトカム試験PIONEER 6が米国糖尿病学会年次学術集会(ADA 2019)で発表され、即日N Engl J Med(2019年6月11日オンライン版)に掲載された。未発売製剤ではあるが、近い将来においてわが国でも上市され、インクレチン関連薬の市場を大きく塗り替える可能性があると考えご紹介したい。 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする ×