心疾患予防に地中海食を!最悪は加工肉
Lancet(2019; 394: 685-696)に「虚血性心疾患(IHD)の一次予防」の総説(Series)がありました。 著者はインドのRajasthan University(ニューデリーから南西へ230km、ジャイプ-ルにある)と、アイルランド国立大学のドクターです。Rajasthan Universityは縮めて「ユニラジ」と言うのだそうです。オリラジみたい。
Lancet「虚血性心疾患の一次予防」総説最重要点は以下の15点です。
- IHD減少にhealth-in-all-policies (HiAP)が必要!
- 2015年国連はSustainable Development Goals 17策定、事業目標となりうる
- 飽和脂肪酸は乳製品、赤い肉(牛・豚)、加工肉、熱帯植物(パーム、ココナッツ)に多い
- 植物油はほぼ不飽和脂肪酸、ただし熱帯のココナッツ、パーム油は飽和脂肪酸
- 飽和脂肪酸を不飽和に代えると虚血性心疾患減少。炭水化物に代えるな
- 飽和脂肪酸は炭素鎖ストレートで固形、不飽和脂肪酸はギザギザで液体
- トランス脂肪酸は飽和脂肪酸に似た不飽和脂肪酸。水素添加で作製。避けよ
- IHD一次予防はLDL 100mg/dL以下、二次予防70mg/dL以下、低リスクでも116mg/dL以下
- 禁煙政策で急性冠動脈疾患が10%減る
- 精製炭水化物(白米、白パン、コーンフレーク、シリアル)はIHDのリスク
- IHD、高血圧予防に塩分摂取最大12.5g(Na 5g)
- 座業時間と早期死亡との間には相関あり。毎日21分歩け!
- PM2.5による死亡リスク1.025(95%CI 1.015~1.036)
- BP 130/80mmHg以上、10年心血管リスク10%超で治療開始。140/90mmHg以上即開始
- My Life's simple 7:血圧、Tch、血糖、運動、食事、減量、禁煙!
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仲田 和正(なかた かずまさ)
西伊豆健育会病院病院長。1978年に自治医科大学卒業、静岡県立中央病院(現静岡県立総合病院)全科ローテート研修、1980年に浜松医科大学麻酔科研修(4~9月)、静岡県国民健康保険佐久間病院外科・整形外科。1984年に自治医科大学整形外科、大学院、1988年に静岡県島田市民病院整形外科、1991年に静岡県西伊豆病院整形外科。
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