今や"国民病"と称される花粉症の重症度は、当該シーズンにおけるスギ・ヒノキ花粉の飛散量に大きく影響される。そのため、飛散量の予測は花粉症診療を円滑に進めるための指針づくりともいえる。毎年、全国各地の花粉研究者などから飛散予測データを収集・報告してきたMedical Tribuneでは、来シーズンの花粉飛散予測を3回に分けて紹介する。今回紹介する中日本エリアでは、今夏の低い気温や天候不順などから少量飛散と予測された地域が複数見られた。