結核と肺MAC症を胸部CTで見分ける秘訣 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする 研究の背景:結核疑い例の中に潜む非結核性抗酸菌症 当院(国立病院機構近畿中央呼吸器センター)には、いろいろな病院から結核疑いの患者が紹介されてくる。しかし、その中には非結核性抗酸菌(NTM)症だったという症例が少なからず存在する。NTM症には、Mycobacterium avium complex(MAC)やM. kansasiiなど複数の原因菌が存在し、それぞれ微妙に患者背景や画像所見が異なる。 例えば、肺MAC症は結核と違って中葉・舌区に陰影をつくりやすく、やせた女性に多い。肺M.kansasii症は、喫煙している男性の上葉に結核と類似の陰影をつくりやすい。 一方、放射線科医や呼吸器専門医が胸部画像上「結核らしい」と思っていても、そうでなかったというケースは往々にしてある。 今回紹介するのは、胸部画像検査で結核と肺MAC症が鑑別できるかどうか、というチャレンジングな論文である(Respir Investig 2020年2月23日オンライン版)。 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする ×