私は多くの患者のこころのケアを担当する過程で、患者の主治医とも話をする機会が多い。その中で感じることは、患者の治療が奏効しなかった場合に、多くの主治医が患者に対して申し訳ないという気持ち、つまり、「罪悪感」を抱いていることだ。