胃がん三次治療、ロンサーフによるPR、CRの経験は?

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 昨年(2019年)8月に、経口ヌクレオシド系抗悪性腫瘍薬トリフルリジン/チピラシル配合剤(開発コードTAS-102、商品名ロンサーフ配合錠)の適応に「がん化学療法後に増悪した治癒切除不能な進行・再発の胃がん」を追加された。これを受けて、胃がんの三次治療以降の推奨レジメンに同薬が加わった。

 胃がんの三次治療においては、2017年9月に初の免疫チェックポイント阻害薬である抗PD-1抗体ニボルマブ(商品名オプジーボ)が承認されている。「OT Survey」では今年2月に、Oncology Tribune会員の消化器外科医および消化器内科医を対象に、胃がんの三次治療でニボルマブにより完全寛解(CR)を認めた症例数について調査した(関連記事「胃がん三次治療、ニボルマブによるCRの経験は?」)。その際トリフルリジン/チピラシルについては、投与症例数のみを尋ねており、CR例については調査していなかった。そこで今回は、Oncology Tribune会員の消化器外科・内科医および腫瘍科医を対象に、胃がんの三次治療でトリフルリジン/チピラシルにより部分奏効(PR)、CRを認めた症例数について調査。前回の調査では、CR例を①0例②1例③3例④4例以上-の選択形式で尋ねたが、今回はより正確なリアルワールドデータを知るために、実数で回答してもらった。

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