北野氏が解説!がん複合免疫療法による戦略

がん研究会有明病院先端医療開発センターがん免疫治療開発部部長 北野滋久氏

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 がん治療は、免疫療法の登場により大きく様変わりしつつある。特に最近は、単剤の免疫チェックポイント阻害薬(ICI)では効果が得られにくい患者や、既に単剤のICIで奏効が得られているがんに対し、さらに治療効果を上げるべくICIを含む併用療法である「がん複合免疫療法」の研究や開発が活発化している。そこで今回、がん研究会有明病院(東京都)先端医療開発センターがん免疫治療開発部部長の北野滋久氏に、がん複合免疫療法の中でも最近臨床導入が進みつつある抗PD-1抗体ニボルマブ+抗CTLA-4抗体イピリムマブ併用療法の意義を2回にわたり解説してもらった。前編では、がん免疫複合療法の作用機序に関する話題を中心に紹介する。

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