心房細動の最新総説 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする N Engl J Med(2021; 384: 353-361)に心房細動(Atrial fibrillation; Af)の総説がありました。著者は米・ナッシュビルのバンダービルト大学の医師たちです。循環器医でなくとも外来で普通に遭遇する疾患ですから医師の常識として重要です。 N Engl J Med(2021; 384: 353-361)Af(総説)最重要点は以下の13点です。 Afの症状:疲労、運動許容量低下、動悸、低血圧、失神、狭心症、肺水腫 Afの二大先行因子「肺炎と手術」、他に飲酒、心筋梗塞、肺塞栓、甲状腺機能亢進 Afは減量、運動、DM・脂質異常症・SAS治療、アルコール減量を。カフェイン無関係 Afで脳卒中、心不全、認知症、死亡率(男2.4倍、女3.5倍)全て上昇 脈拍>110で心筋症起こる。Apple watchでECG第1誘導、酸素飽和度分かる Afは肺静脈sleeves(周囲心筋)線維化などによる。PAfの5~10%永続的に 抗凝固薬はCHA2DS2-VASc score 2点以上(脳卒中リスク2.2%/年)で開始 脳卒中リスクはDOACがワーファリンより優れINR不要だが高価。MSや機械弁はワーファリンを 心拍数↓の第一選択はβ遮断薬とワソラン、ヘルベッサー。目標心拍80。ジゴシンで死亡率↑ 除細動はAf継続48時間以上なら先に抗凝固薬3週、後に4週投与 洞調律で死亡率減るが、構造的心疾患でタンボコール、プロノン、ソタコールにより死亡率上昇 洞調律にアブレーションは薬剤より有効だが慢性Afではより困難。15~50%で再発 63歳男性3カ月前よりAf、あなたならどうする? 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする ×