食道がん術後ニボルマブによる補助療法の効果は? 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする 研究の背景:術後療法の標準治療は確立されていない 食道がん(接合部がんを含む)は、根治手術が施行できた症例であっても術後に40%前後が再発することから、強力な術後補助療法が必要と考えられています。わが国におけるステージⅡ/Ⅲの食道がんに対する現在の標準治療は、術前に2コースのフルオロウラシル(5-FU)+シスプラチン(FP療法)を行ってから根治手術を施行することとなっています。しかし、術後の追加治療については標準治療が確立されていません。進行再発食道がんに対する抗PD-1抗体ニボルマブの有効性1)2)が明らかとなったことを背景として、根治手術後の追加治療としてのニボルマブの効果を検証したプラセボ対照試験CheckMate-577の結果がN Engl J Med(2021; 384: 1191-1203)に発表されました。 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする ×