東洋医学で考える医師の「燃え尽き症候群」

東邦大学医療センター 大森病院東洋医学科准教授/診療部長 田中 耕一郎

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 厚生労働省によると、燃え尽き症候群(burnout syndrome)とは、「それまで意欲を持ってひとつのことに没頭していた人が、あたかも燃え尽きたかのように意欲をなくし、社会的に適応できなくなってしまう状態」を指す。現在では、どの職種でも起こりうると考えられるようになったが、従来の研究では対人サービス従事者でより起こりやすいとされ、主に医療、教育、福祉の分野が研究対象となってきた。医療分野では、看護師を対象とした研究が比較的多く報告されている。

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