POCUS(迅速エコー)総説(付:テルモピレー戦記) 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする N Engl J Med(2021; 385: 1593-1602)の総説がPOCUS(Point-of-care Ultrasonography)でした。POCUSとは放射線科医や心臓専門医によるのでなく、ベッドサイドで臨床医により行われるエコーのことです。「ポイント・オブ・ケア」というのはベッドサイドの検査という意味です。 POCUSにより大きなブレークスルーが起こりつつあるなというのが実感でした。 N Engl J Med総説「POCUS(迅速エコー)」最重要点は下記6点です。 Lung sliding signとA lineだけで肺正常、B+lineと胸水で肺水腫と確定できる 呼吸困難や胸痛時、POCUSで分かる以上の情報は他の画像診断でも得られない AIの畳み込みニューラルネットワーク(CNN)深層学習による心エコー独習アプリ登場 診断エコーの学習は25~50例の経験を要し、手技用ガイドエコーなら10例必要 心肺蘇生の10秒間pulse check時、POCUSによりPEAと偽PEAを鑑別できる 扁桃周囲膿瘍は下顎にプローブ、注射針にキャップを付けて膿瘍上に当てて位置確認後、穿刺 小型エコーでもフルスペックのドップラー搭載が可能となったが、ネット接続による情報流出に注意 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする ×