内密出産・赤ちゃんポスト、医師の見解は?

支持派が否定派を大きく上回る

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 今年(2022年)2月4日、慈恵病院(熊本市)は、母親の名前を記さずに病院が出生届を出す、国内初の「内密出産」に踏み切る意向を表明した。熊本市は当初「法令に抵触する可能性を否定できない」としていたが、同月9日に「今後は病院と協力して母子支援の対応をする」方針を固めた。慈恵病院は2007年から日本初の赤ちゃんポスト「こうのとりのゆりかご」を運営、親が育てられない赤ちゃんを匿名で預かる取り組みを進めているが、自宅などでの「孤立出産」の危険性を考え、匿名で入院して出産できる仕組みを提案したという。Medical Tribuneでは医師会員を対象に、この賛否ある問題についてアンケートを実施したところ、支持派が否定派を大きく上回る結果が得られた。

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