新規開業に比べてリスクが少ない方法

ご存じですか?クリニックの第三者承継開業

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 これまでの経験を生かし、クリニックを開業して理想の医療を実現したい。立地・物件・スタッフの採用など、自身で一から選ぶことができるのが新規開業だ。ただし、新規開業は初期費用が大きく、患者数の見通しがつきにくいため経営が軌道に乗るまで時間を要してしまう。一方で、クリニック開業の種類は新規開業だけでなく、後継者不在のクリニックを譲り受けるという承継開業もある。新規開業および事業承継コンサルティングを担う日本医業総研(大阪市)代表取締役の猪川昌史氏に、新規開業に比べてリスクが少ない承継開業について聞いた。(関連記事「クリニックの閉院で生じる3つの問題」)

猪川 昌史(いかわ まさし)

日本医業総研代表取締役

1988年、数百の医療機関をメインクライアントに持つ大手会計事務所に入職。医療機関の税務・会計業務に携わるとともに、医療法人設立部門の統括を歴任。 1997年に(株)西日本総研〔現(株)日本医業総研〕の創設に参画し、組織的な開業コンサルティング・スキームを確立。シニアマネージャー、取締役を経て、2020年6月より現職。現在までに600件超の診療所開業をサポートし、その全てを成功に導く指揮を執ってきた。 現在は新規開業サポートのかたわら、事業承継案件に数多くの実績を上げている。また、事業承継の啓蒙活動として、大阪府保険医協会、滋賀県保険医協会、神奈川県保険医協会、長野県保険医協会、島根県保険医協会等でセミナーの講師を務めている。

猪川 昌史
 
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