自傷の部位や方法、男女でどう違う?

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

研究の背景:自傷はCOVID-19流行後に増えている

 先日、毎年参加発表している北米皮膚科心身医学会に参加してきた。今年(2025年)は皮膚寄生虫妄想や皮膚感覚異常症、抜毛症などの演題が多く、自傷の演題も幾つか見られた。参加国は米国のみならず欧州、中国、インドと多様で、ネパールやウクライナからの発表もあった。年々参加者が増加していることから、世界的に精神皮膚科学の重要性が高まっていると思われる。

羽白 誠(はしろ まこと)

はしろクリニック院長。大阪大学大学院招聘教員

1986年大阪大学医学部卒業。1991年大阪大学大学院(皮膚科学)で博士課程修了。1994年箕面市立病院皮膚科医長、関西労災病院皮膚科医長、1999年大阪大学大学院非常勤講師、2001年国立大阪病院(現国立病院機構大阪医療センター)皮膚科部長、2004年大阪警察病院皮膚科部長、2008年神戸女学院大学人間科学部非常勤講師を経て、現職(大阪大学大学院招聘教員は2005年から)。

羽白 誠
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