帝人ファーマは昨日(6月24日)、A型ボツリヌス毒素製剤インコボツリヌストキシンA(商品名ゼオマイン筋注用50単位、100単位、200単位)について、慢性流涎への適応追加承認を取得したと発表した。 同薬は、2020年に上肢痙縮を効能・効果として承認され、2021年には下肢痙縮への適応追加を取得している。今回の適応追加は、同社が行った国内第Ⅲ相試験および導入元のメルツ社が実施した海外第Ⅲ相試験の成績に基づくもの。日本で慢性流涎を効能・効果とする医薬品が承認されるのは初めて。