間質性肺疾患治療薬KRP-R120、PⅢ試験で主要評価項目が達成されず 杏林製薬 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする 杏林製薬は昨日(9月16日)、間質性肺疾患治療薬efzofitimod(遺伝子組換え、KRP-R120)の国際共同第Ⅲ相臨床試験(EFZO-FIT試験)で、主要評価項目が達成されなかったと発表した。同試験は、肺サルコイドーシスを対象疾患として日本を含む10の国と地域で実施された。 EFZO-FIT試験では、KRP-R120の2つの用量(3mg/kg、5mg/kg)を4週毎に計12回静脈投与し、プラセボ群と比較した。 その結果、主要評価項目である経口ステロイド(OCS)漸減終了後におけるOCS1日平均投与量のベースラインからの変化量は、プラセボ群との間に有意差が認められなかった(P=0.3313)。48週時におけるOCSの1日平均投与量は5mg/kg群が平均2.79mg、プラセボ群が平均3.52mgだった。 なおKRP-R120の忍容性は良好で、これまでの知見と一致した安全性プロファイルを示し、新たなリスクは認められなかった。 EFZO-FIT試験の解析結果は、今年(2025年)9月30日に開催される欧州呼吸器学会議(ERS)で発表される予定である。 同試験結果を受け、同社はKRP-R120を創製した米・aTyr Pharmaと今後の開発計画について協議を進めるという。 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする ×