医療崩壊

赤字病院問題の最大の手当て:集約化はなぜ進まない?

東京都立多摩総合医療センター救急・総合診療科 谷口智也氏

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 赤字病院の問題がクローズアップされている。2024年に新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の公費負担が終了し、物価高や人件費高騰などの影響で6割以上の病院が赤字となっている(日本病院会ほか 「2024年度診療報酬改定後の病院経営状況」)。医療提供体制、つまり病院数や病床数などについては、医療費増大や医師偏在の問題から、最大の手当てとして集約化の必要性が長年指摘されてきた

谷口 智也(たにぐち ともや)

東京都立多摩総合医療センター

1989年 鳥取県米子市出身

2013年 京都大学経済学部卒業、厚生労働省入省

2021年 鹿児島大学医学部卒業

2023年 東京ベイ・浦安市川医療センター 臨床研修修了

現在、多摩総合医療センター総合診療専攻医 鳥取大学大学院医学系研究科博士課程在籍

2024〜25年 西伊豆健育会病院(地域出向)

所属学会:日本プライマリ・ケア連合学会、日本医療政策学会

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