潜在性甲状腺機能低下症患者で心臓足首血管指数が増加 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする 左室拡張障害のリスク要因として,高血圧,糖尿病,高齢女性の他,甲状腺機能低下症が知られている。潜在性の甲状腺機能低下症によっても脈波伝播速度(PWV)が増加し,動脈の硬さや左室拡張機能に影響することが示唆されている。兵庫医科大学循環器内科・臨床検査医学講師の正木充氏らは,横断研究の結果から,甲状腺機能が標準範囲内の者に比べて,潜在性甲状腺機能低下症患者では,新しい動脈硬化検査である心臓足首血管指数(CAVI)が増加していることをCric J(2014;78:1494-1500)に報告。潜在性甲状腺機能低下症において,CAVIは血中ヒト脳性ナトリウム利尿ペプチド前駆体N端フラグメント(NT-proBNP)値と正の相関を示している。またCAVIは血中C反応性蛋白(CRP)や心エコーにおける左室拡張機能と相関することが示された。 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする ×