2016年版高齢社会白書によると、65歳以上の高齢者における認知症患者数は2012年に462万人、7人に1人を占めていたが、2025年には約700万人、5人に1人に増加すると見込まれている。今回は10年後の認知症医療について、Medical Tribuneウェブ版医師会員を対象にアンケートを行った。その結果、今後10年間で症状が出始める前からの診断、症状の改善、進行抑制の可能性への期待が多く寄せられた。