2型DMで心血管疾患・腎障害ならA1c値にかかわらずSGLT2、GLP-1を投与せよ! 付録:浩宮様のオックスフォード滞在記 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする この数年の2型糖尿病(DM)治療の進歩には全く驚きます。今回のN Engl J Med(2021 Apr 1; 384: 1248-1260)総説も仰天でした。 「2型DMで心血管疾患あるいは、そのリスクのある場合や腎障害ではHbA1c値にかかわらずSGLT2阻害薬(ジャディアンス、カナグル、フォシーガ)やGLP-1受容体作動薬(ビクトーザ、オゼンピック、トルリシティ)を投与せよ」というのです。 ガーン!! N Engl J Med総説「2型糖尿病で心血管リスク減らす血糖降下薬」重要点は下記7つです。 心血管リスク、腎障害のある2型DMはHbA1c値に関わらずSGLT2、GLP-1投与せよ! 薬価:GLP-1注170円/日、週1回薬>400円/日、内服334円/日、SGLT2は180円/日 HbA1c<7.0で65歳以下の微小血管合併症は減少するが心血管疾患はさほど減らぬ ACCORD試験(2008年):HbA1c<6.0%で死亡率上昇、初期DM目標<6.5~7.0% 若年2型DMではHbA1c 6.5~7.0以下に、6.0以下は不可。高齢者は7.5~8.5以下に メトホルミンで心血管リスク↓。インスリン、SU、α-GI、DPP-4、チアゾリジンに効果なし HFrEF・腎疾患ならSGLT2を、肥満患者ならGLP-1推奨 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする ×