予防量の抗凝固療法はコロナに有益らしい

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研究の背景:コロナ患者への抗凝固療法は今も論争中
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)患者では血栓形成が生じやすいことはよく知られている。肺塞栓症や深部静脈血栓症を併発していれば抗凝固療法が施される。が、血栓形成を確認しないまま抗凝固療法を予防あるいは「治療」目的で用いることが妥当か否かについては、現在も論争中であり決着が付いていない。
今回は、その抗凝固療法を吟味したメタ解析を紹介する。既に複数のメタ解析が発表されているが、本稿執筆時点で最新のもの(と思われるもの)を用いた。僕が見逃したより新しい論文があれば、ご指摘いただければ幸いです。
Moonla C, Sosothikul D, Chiasakul T, Rojnuckarin P, Uaprasert N. Anticoagulation and In-Hospital Mortality From Coronavirus Disease 2019: A Systematic Review and Meta-Analysis. Clin Appl Thromb Hemost. 2021 Jan 1; 27: 10760296211009000./
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岩田 健太郎(いわた けんたろう)

1971年、島根県生まれ。島根医科大学卒業後、沖縄県立中部病院、コロンビア大学セントルークス・ルーズベルト病院、アルバートアインシュタイン医科大学ベスイスラエル・メディカルセンター、北京インターナショナルSOSクリニック、亀田総合病院を経て、2008年より神戸大学大学院医学研究科教授(微生物感染症学講座感染治療学分野)・神戸大学医学部付属病院感染症内科診療科長。 著書に『悪魔の味方 — 米国医療の現場から』『感染症は実在しない — 構造構成的感染症学』など、編著に『診断のゲシュタルトとデギュスタシオン』『医療につける薬 — 内田樹・鷲田清一に聞く』など多数。
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