【在宅活動】契約時の工夫1

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

Q18.契約書、重要事項説明書は、どこで、だれが、説明することが多いですか?

どこで 
患家の居室(ベッドサイド)。施設なら個々の部屋または施設の会議室・談話室で。

だれが 
基本は担当になる薬剤師が行きますが、休日や他の訪問と重なる時は都合のつく薬剤師が契約に行きます。

どこで
患者さんご本人であれば居室やリビングなど。ご家族の方メインで説明する際にはリビングで。退院時共同カンファレンスに呼ばれた場合は、医療機関の会議室にて説明することもあります。

だれが
初回訪問する薬剤師が行います。

どこで
患者さんのご自宅の玄関先もしくは居間などで。

だれが
私が説明することがほとんどです。施設の場合は施設長が患者さんやご家族に事前に説明し、後日、契約書をいただく場合もあります。

どこで 
ケースバイケースですが、がん終末期の場合で患者さんが事務的なお話を聞くのが辛そうなときには、ベッドサイドで説明することはまずありません。キーパーソンとなるご家族に別室でご説明します。患者さんが比較的お元気な場合にはご一緒に聞いていただいています。

がん終末期でない患者さんでも、ご家族と同居されている場合は同様に、患者さんの状態に合わせて対応しています。独居の場合には、ご本人が過ごしておられるお部屋で、ご本人に説明しています。ご家族と同居、独居に関係なく、初めて訪問する際には、「失礼します」「ご本人にご挨拶させてください」と自然にあがらせていただき、患者さんに必ずご挨拶しています。

だれが 
当薬局では訪問は基本的に2人組で行っており、分担して作業しています。契約の説明は基本的には薬剤師が行っていますが、薬剤師が患者さんのベッドサイドでお話をしている間に、同行した他の薬剤師または事務員が別室で家族に説明することもあります。

特に初回訪問は時間がかかってしまうので、患者さんの負担も考えて短時間ですむように、患者さん本人とお話ししたりバイタルを測定したりする担当と、契約や介護保険証などの確認や、残薬、お薬カレンダーセットなどの担当と分担しています。

どこで 
本人が契約できる場合は居室にて説明します。

だれが 
訪問する薬剤師。家族が来局して契約するときもあります。

どこで 
一番多いのは、薬局の窓口です。

だれが
社会福祉士の資格を持っている職員が在宅医療の流れ、契約書・重要事項説明に関して説明いたします。

どこで 
薬局、施設の事務室、患者宅(居間が多いです。テーブルで書類を書くため)で行います。

だれが 
事務員、薬剤師のどちらかが行います。

どこで 
薬局、病院(病室)、患家、施設の食堂など。キーパーソンがいらっしゃれば同席してもらって説明することもあります。キーパーソンに郵送することもあります。

だれが 
自分、薬局スタッフ。

どこで 
患者宅のベッドサイドです。独居の場合、キーパーソンとなるご家族に電話で説明し、郵便もしくはケアマネ経由でもらいます。

だれが 
自分、薬局スタッフ。

どこで
患者宅のベッドサイドやリビングで。

だれが 
薬剤師。

[PharmaTribune 2014年9月号掲載]

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