医師は本来業務に専念、患者の満足度も向上

佐久医療センターにおける業務効率化の試み

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 多くの勤務医が働き方改革に望むものは、"働かないこと"ではなく、"働きがいのある"改革だ。病院全体のマネジメント改革で、結果的に医師の時間外労働が減るのが正しいー。そう指摘するのは、JA長野厚生連佐久医療センター(長野県)呼吸器外科顧問の西澤延宏氏。患者も医療者も安全・安心な入院医療を目指して、Patient Flow Managementの導入と拡充に取り組んできた。その中核を担うのが院内に開設した「患者サポートセンター」で、医師に代わって看護師、医師事務作業補助者らが検査のオーダー入力や持参薬のチェックなどを行う。「医師は本来業務に専念でき、"働きがい"が生まれる。コメディカルはそれぞれの専門性を活かせる」と西澤氏は説明する。

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