過労自殺問題、医師の自己研鑽は労働なのか

浜松医科大学教授・大磯義一郎氏に聞く

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 昨年(2022年)5月、甲南医療センター(神戸市)に勤務していた専攻医(消化器内科)の高島晨伍さん(当時26歳)が自殺し、労働基準監督署が極度の長時間労働が原因だったとして労災認定していたことが分かった。自殺直前の1カ月間の時間外労働は207時間に上ったとされるが、センター側は「自己研鑽や休憩の時間が含まれており、過重労働をさせた認識はない」と説明している。「医師の働き方改革」が来年度に迫る中、医師にとって避けては通れない「自己研鑽と労働の関係」をどう考えれば良いのか。医師兼弁護士で医療法学を専門とする浜松医科大学教授の大磯義一郎氏に聞いた(関連記事:「専攻医を過労自殺に追い込んだ2つの巨大悪」)。

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