コロナ予防戦略に異種ワクチン接種の検討を mRNAワクチンのノーベル賞受賞の偉業にふと思う東北文化学園大学医療福祉学部抗感染症薬開発研究部門 特任教授/公益財団法人宮城県結核予防会 理事長 渡辺 彰 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の第九波にようやく縮小傾向が見られつつある中、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)のオミクロン株派生型XBB.1.5に対応した1価ワクチンの接種が進んでいる。現在使われているのは、ファイザー製のmRNAワクチン(商品名コミナティ)とモデルナ製のmRNAワクチン(スパイクバックス)である。一部では武田薬品工業製の組み換え蛋白ワクチン(ノババックス)も使われているが、主流はいまだmRNAワクチンである。一方、世界に目を転じると、ウイルスベクターワクチンや不活化ワクチン、組み換え蛋白ワクチン、DNAワクチンなど製法が異なるワクチンが幅広く開発され、使われている。以下、mRNAワクチンがもたらした功績を踏まえ、その他のSARS-CoV-2ワクチン(以下、コロナワクチン)における効果や、追加接種(ブースター接種)における異種ワクチン接種(交互接種)のメリットについて考える。 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする ×