冬季に増える乾燥肌(乾皮症)、診療の要点
診療科の中には、季節により患者数が大きく変化するものがある。例えば皮膚科では夏に患者が増えるが、冬に増える疾患もある。乾燥肌(以下、乾皮症)である。私の外勤先の総合病院は高齢者の受診が多いこともあり、この時期は乾皮症の患者だらけである。
乾皮症は読んで字のごとくであり、視診と触診で容易に診断が付く。日本皮膚科学会が発行した『皮脂欠乏症診療の手引き2021』には、「皮脂欠乏症は乾皮症と同義である。一般的には皮膚表面が光沢を失い、粗造になった状態のことを称し、粃糠様の鱗屑および浅い亀裂を生じ、魚鱗癬様の外観を呈して瘙痒を訴えることがある」と定義されている1)。今回はこの乾皮症について解説したい。
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葉山 惟大 (はやま これまさ)
2004年、日本大学医学部医学科卒業。日本大学医学部附属板橋病院での研修医修了後、同大学医学部皮膚科学系皮膚科学分野助手を経て、2014年から同大学医学部皮膚科学系皮膚科学分野助教/同院皮膚科病棟医長、2019年から同大学医学部附属板橋病院アレルギーセンター臨床部門長を兼任。2023年11月1日より同大学皮膚科准教授に就任。










