2024年4月の医学カレンダー 日本呼吸器学会、米国心臓病学会、世界自閉症啓発デーなど 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする 【編集部からお知らせ】「PDFでプリントアウトしたい」の声にお応えして、今月からPDFダウンロードボタンを設置しました。壁などに貼って眺めていただけますと幸いです。今月も、4月にまつわる"何か"を探してお楽しみください(正解は来月のカレンダーで発表します)。 2024年4月April ©下間正隆 1 月 ・1897年、伝染病予防法が公布・1986年、400mL献血と成分献血が開始・医師の働き方改革がスタート。勤務医の時間外・休日労働時間は原則として年960時間が上限に 2 火 ・世界自閉症啓発デー 4 木 ・トランスジェンダーの日・1851年、荻野吟子(日本初の国家資格を持つ女性医師)が誕生・米国がん研究協会(AACR 2024、~10日、サンディエゴ) 5 金 ・1877年、サットン(染色体説を提唱した米国人医師)が誕生・第64回日本呼吸器学会(~7日、パシフィコ横浜ノース) 6 土 ・1878年、長與又郎(日本癌学会を設立したがん研究の第一人者)が誕生・米国心臓病学会(ACC.24、~8日、アトランタ) 7 日 ・世界保健デー・1948年、世界保健機関(WHO)が設立・2020年、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行拡大に伴い東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、兵庫、福岡の7都府県に緊急事態宣言が発令される 8 月 ・1869年、クッシング(クッシング症候群を発見した米国人医師)が誕生 10 水 ・第67回日本形成外科学会(~12日、神戸国際会議場他) 11 木 ・世界パーキンソン病デー・1755年、パーキンソン(振戦麻痺を発見した英国人医師)が誕生・第83回日本医学放射線学会(~14日、パシフィコ横浜) 12 金 ・2011年、改正臓器移植法に基づき日本で初めて15歳未満の男児を脳死と判定・第121回日本内科学会(~14日、東京国際フォーラム) 13 土 ・2011年、日本で初めて15歳未満のドナーから心臓移植を実施・第18回日本統合失調症学会(~14日、徳島大学蔵本キャンパス)・第10回日本医療安全学会(~14日、東京大学本郷キャンパス) 14 日 ・2003年、国際ヒトゲノム計画がヒトゲノム解読完了を宣言・第41回日本臨床内科医会(京王プラザホテル) 15 月 ・世界医学検査デー・1452年、レオナルド・ダ・ヴィンチが誕生 16 火 ・2020年、4月6日に発令されたCOVID-19の緊急事態宣言の対象地域が全都道府県に拡大 17 水 ・世界血友病デー 18 木 ・よい歯の日・1771年、杉田玄白、前野良沢らが、死刑囚の解剖を見学 ・第68回日本リウマチ学会(~20日、神戸コンベンションセンター)・第124回日本外科学会(~20日、愛知国際展示場)・第128回日本眼科学会(~21日、東京国際フォーラム) 19 金 ・1910年、エールリッヒと秦佐八郎が梅毒治療薬サルバルサンを発表 ・第76回日本産科婦人科学会(~21日、パシフィコ横浜ノース)・第35回日本心エコー図学会(~21日、アクリエひめじ)・第127回小児科学会(~21日、ヒルトン福岡他) 21 日 ・2018年、生年月日が確証できる人物で世界最後の19世紀生まれである田島ナビ(1900年生まれ)が死去 22 月 ・1922年、健康保険法公布 25 木 ・第67回日本手外科学会(~26日、奈良県コンベンションセンター他)・第111回日本泌尿器科学会(~27日、パシフィコ横浜) 27 土 ・世界生命の日 プリントアウト用PDF Medical Tribune編集部からのコメント 今月は日本呼吸器学会、米国心臓病学会(ACC.24)、日本内科学会、日本リウマチ学会、日本外科学会、日本眼科学会など、大規模な学会が目白押しです。レポート記事の掲載をお楽しみに!国内学会は取材の様子をX(旧Twitter)でも発信していますので、こちらもぜひチェックしてください。 また、4月はWHO設立、ヒトゲノム解読完了宣言など医学史に残る記念日や、著名な医師の誕生日が多くあります。日々、医学カレンダーを確認していただき、医学の歩みに思いをはせていただけると幸いです。 さて、先月のイラストには①脳動脈瘤(上部に並ぶ松の木の丸い枝2カ所)、②横浜みなとみらいの風景(上部右端のヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルと観覧車)、③春に咲く浜大根の花(左端)、④貝を採りに来たのに桜鯛が捕れ、喜ぶ人々(中央)、⑤くも膜下出血の脳CT画像(右下の籠全体)―が描かれていました。今月は春らしさ満載の温かなイラストですが、ある学会と関連のある何かが隠されていますので、目を凝らして探してみてください! Profile 下間 正隆(しもつま まさたか) 日本赤十字豊田看護大学看護学部教授、インフェクションコントロールドクター。1982年、京都府立医科大学卒業。現在は日本赤十字豊田看護大学に勤務。著書に『イラスト祇園祭』(京都新聞出版センター、2014年)、『イラストみんなの感染対策』(照林社、2016年)、『イラスト京都御所』(京都新聞出版センター、2020年)、『カラーイラストで学ぶ新型コロナの感染対策』(金芳堂、2021年)など。近著に『イラスト二条城』(京都新聞出版センター、2024年)がある。 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする ×