組織マネジメント道場

指南⑧これで安心!失敗しない医療DX

押さえておきたい3つのポイント

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 今回も、医療デジタルトランスフォーメーション(DX)について触れたいと思います。

「日本の医療機関はいまだにファックスを使っている」と医療界のデジタル化の遅れがやゆされることがありますが、医療機関は世界中どこでもインフラの更新に消極的です。新型コロナウイルス感染症のパンデミック後、ようやく医療DX(と称しているデジタルヘルスサービス)の導入が進んでいる印象です。

 日本でも内閣府、経済産業省、厚生労働省、デジタル庁などがDXの旗振りを一生懸命していますが、医療界に限らず、あまり成功事例を聞きません。

 なぜ、DX導入は往々にして失敗してしまうのか。今回は組織マネジメントの観点から3つのポイントを取り上げて検討したいと思います(関連記事:指南⑦医療DXは「データ」と「システム」に分けるべし)。

溝口 博重(みぞぐち ひろしげ)

株式会社AMI&I代表取締役、NPO法人医桜代表理事

「日本の10年後の医療・ヘルスケアを変革する」をミッションに、全国の医療機関の人材採用・組織マネジメントを中心とした経営支援を実施。またNPO法人の代表理事として「日本の医療の質の向上」に取り組む。

溝口 博重
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