2024年9月の医学カレンダー

日本癌学会、欧州糖尿病学会、世界アルツハイマーデーなど

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ
〔編集部から〕イラストのどこかに、9月にまつわる"何か"が隠されています。ぜひ探してみてください(正解は来月のカレンダーで発表します)。

2024年9月
September

『永遠に美しく・・・』

©下間正隆

MTロゴ
1 ・大腸がん検診の日
・1967年、四日市ぜんそくの患者9人が四日市石油コンビナートの企業6社を相手に提訴
・2023年、内閣感染症危機管理統括庁が発足
3 ・1941年、アウシュヴィッツ強制収容所のガス室で初めて大量処刑が行われる
5 第31回日本排尿機能学会(~7日、ビッグパレットふくしま)
6 ・1876年、ジョン・ジェームズ・リチャード・マクラウド(インスリンを発見した英国人医師)が誕生
第65回日本人間ドック学会(~7日、パシフィコ横浜 会議センター)
7 ・1970年、厚生省がスモン病を引き起こしたキノホルムの発売を停止
9 ・救急の日
欧州糖尿病学会(EASD、~13日、スペイン)
10 ・世界自殺予防デー
・知的障害者愛護デー
・コンタクトレンズの日
12 ・日本骨髄増殖性腫瘍(MPN)の日
・2014年、先端医療研究センター病院においてiPS細胞を使った手術が世界で初めて行われる
13 ・1843年、佐藤泰然が佐倉に病院兼蘭医学塾「順天堂」を創立
第34回日本性機能学会(~15日、御茶ノ水ソラシティ)
欧州臨床腫瘍学会(ESMO、~17日、スペイン)
14 ・1934年、水俣病研究の第一人者である原田正純が誕生
15 ・レクリエーション介護士の日
・老人の日
16 ・敬老の日
18 ・「医療的ケア児・者」支援の日
・2001年、米国で炭疽菌入りの手紙がテレビ局や出版社、議員に送られ5人が死亡(米国炭疽菌事件)
19 ・1919年、文学者で医師でもある加藤周一が誕生
第47回日本美容外科学会(~20日、虎ノ門ヒルズフォーラム)
第83回日本癌学会(~21日、福岡国際会議場、福岡マリンメッセ)
21 ・世界アルツハイマーデー
・1866年、 シャルル・ニコル(チフスの感染経路を発見したフランス人細菌学者・医師)が誕生
22 ・ライソゾーム病の日
23 ・網膜の日
・1901年、 水俣病を発見した医師の細川一(はじめ)が誕生
24 ・1895年、アンドレ・フレデリック・クルナン(心臓カテーテル法を開発したフランス人医師)が誕生
・1898年、ハワード・フローリー(ペニシリンの大量生産と実用化に貢献したオーストラリア人医師)が誕生
25 ・1974年、米国において世界で初めてトミー・ジョン手術が行われる
26 ・1877年、ウーゴ・チェルレッティ(電気痙攣療法を開発したイタリア人医師)が誕生
27 ・1925年、ロバート・G・エドワーズ(体外受精を開発した英国人医師)が誕生
・第72回日本心臓病学会(~29日、仙台国際センター)
28 ・世界狂犬病デー
30 ・1999年、東海村JCO臨界事故が発生。作業員3人が大量被曝し2人が死亡

Medical Tribune編集部からのコメント

 9月のイラストは、1992年に公開された米国の映画『永遠(とわ)に美しく...』がモチーフとなっています。永遠の美を望む主演のメリル・ストリープや美容外科医役のブルース・ウィリスの演技が印象に残っている先生方も多いのではないでしょうか。19日には第47回日本美容外科学会が開催されます。昨今では美容医療が身近になったことでさまざまな問題も生じており、どのような発表がなされるか注目です(関連記事「美容医療などの自由診療、ICの徹底を」、「美容外科業界独自の補償制度を!」)。

 Medical Tribuneウェブでは、医師会員の先生方を対象に2年間の研修後すぐに美容医療に従事することを指す直美(ちょくび)に関してアンケートを実施しました。こちら「やっぱり?近年増加の『直美』、多くの医師が懸念」もぜひご覧ください。

 8月のイラストのモチーフは「虎列刺(ころり、コレラのこと)退治」でした。隠されていた"何か"は、①8月に咲くひまわりの花(背景全体)、②北海道の形(右下、第97回日本細菌学会の開催地と関連)―でした。9月のイラストもお楽しみください!


Profile



下間 正隆(しもつま まさたか)


日本赤十字豊田看護大学看護学部教授、インフェクションコントロールドクター。1982年、京都府立医科大学卒業。現在は日本赤十字豊田看護大学に勤務。著書に『イラスト祇園祭』(京都新聞出版センター、2014年)、『イラストみんなの感染対策』(照林社、2016年)、『イラスト京都御所』(京都新聞出版センター、2020年)、『カラーイラストで学ぶ新型コロナの感染対策』(金芳堂、2021年)など。近著に『イラスト二条城』(京都新聞出版センター、2024年)がある。


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