キイトルーダ、NSCLCの術前・術後補助療法の適応を取得

MSD

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 MSDは昨日(8月28日)、抗PD-1抗体ペムブロリズマブ(商品名キイトルーダ)について、非小細胞肺がん(NSCLC)における術前の化学療法との併用療法と、それに続く術後単独療法の追加適応承認を取得したと発表した(関連記事「キイトルーダ、NSCLCの術前併用+術後単剤としての承認を申請」)。

 今回の承認は、Ⅱ期~ⅢA/B期(T3-4N2)の周術期NSCLC患者797例(日本人82例)が対象の国際第Ⅲ相試験KEYNOTE-671に基づくもの。プラセボ+化学療法による術前補助療法、プラセボによる術後補助療法と比べ、ペムブロリズマブ+化学療法による術前補助療法およびペムブロリズマブ単独による術後補助療法では全生存(OS)および無イベント生存(EFS)が有意に延長した。

 安全性については、解析対象例396例中383例(96.7%)(日本人39例中39例)に、悪心(54.5%)、好中球数減少(42.7%)、貧血(36.1%)などの副作用が見られた。

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