美容転身の医師が「直美(ちょくび)」に言及

最低10年は一般診療科での研鑽を

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 初期研修修了後、形成外科など他科での研鑽を積まずに直で美容外科に進む、いわゆる「直美(ちょくび)」を選択する医師が増えている。Medical Tribuneウェブで直美に関するアンケートを実施したところ、医師の44%が直美を認知しており、57%が直美に否定的だった。では、当の美容外科医は直美をどう見ているのか。京都大学を卒業後、20年間脳神経外科医として経験を積んだ後、40歳代半ばで美容外科医に転じ、現在18年目となる美容外科SOグレイスクリニック(東京都)院長の近藤惣一郎氏は、「最低10年は一般診療科で研鑽を積み、医師としての柱を確立すべき。それが医師自身はもちろん、社会のためにもなる」と安易な直美選択に警鐘を鳴らす。(関連記事「やっぱり? 増加中の『直美』、多くの医師が懸念」)

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