ステルイズ水性懸濁筋注60万単位シリンジ、来春に出荷停止へ

ファイザー

  • Facebookでシェアする
  • Medical Tribune公式X Xでシェアする
  • Lineでシェアする
感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 日本化学療法学会は本日(9月27日)、ペニシリン系抗菌薬ベンジルペニシリンベンザチン水和物ステルイズ水性懸濁筋注60万単位シリンジ」について、製造販売元のファイザーが来年(2025年)4月以降の出荷を停止すると発表した。通常出荷再開時期は来年後半を予定しているという(関連記事:「梅毒治療薬のステルイズ水性懸濁筋注、9月に通常出荷再開」)。

 同社は出荷停止理由について、世界的な梅毒患者増加に伴う同薬240万単位の需要増への対応に製造ラインおよび人的リソースが占有されているためと説明。代替薬として、Meiji Seika ファルマ「注射用ペニシリンGカリウム20万単位/100万単位」を案内している。

〔変更履歴2024年10月7日〕薬剤名の誤りを修正しました

  • Facebookでシェアする
  • Medical Tribune公式X Xでシェアする
  • Lineでシェアする