RSVワクチンの再接種、急ぐ必要はない 再接種の要否と接種間隔の延長による効果増大に迫る東北文化学園大学医療福祉学部抗感染症薬開発研究部門 特任教授/公益財団法人宮城県結核予防会 理事長 渡辺 彰 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする このところ、RSウイルス(RSV)感染症とそのワクチンに関する講演を行うと、ほぼ必ず「このワクチンは再接種が必要ですか」、「再接種するならいつがいいですか」という質問を受ける。背景として、RSV感染症は小児より成人、特に高齢者が罹患しやすく、重篤な経過をたどるケースも多いとの認識が広がり始めたことがある。また、こうしたワクチン効果の持続に関する質問が出てくる理由は、高齢者の健康寿命が長くなっているからでもあろう。しかし、急ぐ必要や慌てる必要はないようである。本稿では、最新の知見を基にRSVワクチンの再接種の是非について考えてみたい。 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする ×