Avutometinib、再発低悪性度漿液性卵巣がんの第Ⅱ相で好結果 中外製薬 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする 中外製薬は昨日(10月23日)、経口RAF/MEK阻害薬avutometinibと経口選択的FAK阻害薬defactinibの併用療法について、再発低悪性度漿液性卵巣がん(LGSOC)を対象とした第Ⅱ相RAMP 201試験で良好な結果が示されたと発表。avutometinibの導出先である米・Verastem Oncologyが、同試験の主解析結果を国際婦人科がん学会(ICGS 2024、10月16~18日)のプレナリーセッションで報告した。 約12カ月の追跡期間(データカットオフ2024年6月30日)における盲検下独立中央評価による全奏効率は、全体で31%(34/109例)、KRAS変異陽性例で44%(25/57例)、KRAS野生型例で17%(9/52例)。奏効期間中央値はそれぞれ31.1カ月(95%CI 14.8~31.1カ月)、31.1カ月(同14.8~31.1カ月)、9.2カ月(同5.5カ月~評価不能)で、無増悪生存(PFS)中央値は12.9カ月(同10.9~20.2カ月)、22カ月(同11.1~36.6カ月)、12.8カ月(同7.4~18.4カ月)だった。 有害事象による中止率は10%で、新たな安全性シグナルは確認されなかった。主な治療関連の有害事象(全グレード、グレード3以上)は、悪心(67.0%、2.6%)、下痢(58.3%、7.8%)、血中クレアチンホスホキナーゼ上昇(60.0%、24.3%)で、良好な忍容性が示された。 今回の結果に基づき、同社は1回以上の全身療法治療歴があるKRAS変異陽性の再発LGSOC成人患者を対象とした承認申請を2024年10月に完了する計画について米食品医薬品局(FDA)と合意。さらに迅速承認を求め、優先審査を要請する予定としている。 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする ×