抗GM-CSF抗体キットを12月に発売 ノーベルファーマ、コージンバイオ 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする ノーベルファーマとコージンバイオは昨日(11月20日)、抗顆粒球マクロファージコロニー刺激因子(GM-CSF)抗体キット「KBMラインチェックAPAP」を12月13日に発売すると発表した。(関連記事「GM-CSF吸入療法の長期的影響を検証」) 同キットは、自己免疫性肺胞蛋白症(APAP)の診断補助として血清中抗GM-CSF抗体の検出目的で使用する。今年(2024年)5月に体外診断用医薬品の製造販売承認を取得しており、12月1日付での保険適用に合わせて発売される。 肺胞蛋白症は指定難病の1つで、抗GM-CSF抗体の過剰産生により肺サーファクタントの分解過程が阻害され、肺胞と細気管支に異常貯留することで呼吸不全などを来す疾患の総称。APAPが全体の約90%を占め、国内の患者数は730~770人と推定される。 ノーベルファーマは、今年7月に初のAPAP治療薬としてサルグラモスチム(商品名サルグマリン吸入用 250μg)を発売した(関連記事「自己免疫性肺胞蛋白症に世界初の治療薬」)。同薬の適応判断には血清中抗GM-CSF抗体濃度の検査が必須とされており、同キットの発売により検査から治療までワンストップでの対応が可能となる。 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする ×