副甲状腺機能低下症の新薬を国内申請 帝人ファーマ 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする 帝人ファーマは12月13日、副甲状腺ホルモン(PTH)の徐放性プロドラッグであるpalopegteriparatideについて、副甲状腺機能低下症を適応症として製造販売承認申請を行ったと発表した。今回の申請は、国内で実施した第Ⅲ相臨床試験の結果に基づくもの。(関連記事「副甲状腺機能低下症、期待の新薬は」) 副甲状腺機能低下症の現行治療では、血中カルシウム(Ca)濃度を維持するために活性型ビタミンD3製剤やカルシウム(Ca)製剤が用いられるが、有害事象として高Ca血症、高Ca尿症、腎石灰化、尿路結石、腎機能障害などが発現する可能性がある。 palopegteriparatideは、1日1回の皮下投与で24時間にわたり血中PTH濃度を生理学的範囲に維持できる国内初の薬剤で、副甲状腺機能低下症の根本的な治療薬として期待される。同薬は日米欧で希少疾病用医薬品の指定を受けており、成人の副甲状腺機能低下症治療薬として欧州では昨年(2023年)11月に、米国では今年8月に承認されている。 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする ×