rilzabrutinib、第Ⅲ相試験で免疫性血小板減少症に効果示す サノフィ 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする サノフィは12月19日までに、持続性/慢性免疫性血小板減少症(ITP)患者を対象としたブルトン型チロシンキナーゼ(BTK)阻害薬rilzabrutinibの第Ⅲ相試験LUNA 3において、主要評価項目を達成したと発表した。(関連記事「rilzabrutinib、免疫性血小板減少症対象のP3で主要評価項目を達成」) 同試験では、持続性/慢性ITPと診断され血小板数が極めて少ない(中央値1万5,000/μL)成人患者を、最長で24週間rilzabrutinib 400mgを1日2回経口投与する群(133例)またはプラセボ群(69例)に割り付けて治療した後、28週間の非盲検治療を行った。 検討の結果、主要評価項目とした持続的な血小板反応(24週の盲検投与期間中にレスキュー薬の投与がなく、後半12週間の8週以上で血小板数が5万/μL以上)を達成した患者割合は、プラセボ群の0%に対しrilzabrutinib群では23%と有意に多かった(P<0.0001)。血小板反応が得られた患者の割合は、プラセボ群の33%に対しrilzabrutinib群では65%と約2倍だった。出血の減少、血小板反応が得られた週数、レスキュー治療の実施状況、身体的疲労やQOLの評価項目などの主な副次評価項目も達成した。 なお、結果の詳細は第66回米国血液学会議(ASH 2024、12月7~10日)で発表された。 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする ×