エンコラフェニブ併用療法、進行・再発の結腸・直腸がんの一次治療でFDA承認

小野薬品工業

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 小野薬品工業は昨日(12月23日)までに、米食品医薬品局(FDA)がBRAFV600E遺伝子変異を有する進行・再発の結腸・直腸がんのファーストライン治療としてファイザーのBRAF阻害薬エンコラフェニブ(商品名ビラフトビ)、セツキシマブおよびmFOLFOX6(フルオロウラシル、ロイコボリン、オキサリプラチン)の併用療法を承認したと発表した。同併用療法は、BRAFV600E遺伝子変異を有する進行・再発の結腸・直腸がん患者のファーストライン治療として承認された唯一の標的治療の併用レジメンである(関連記事「エンコラフェニブ+ビニメチニブ、BRAF陽性の根治切除不能甲状腺がん、甲状腺未分化がんで適応拡大」)。

 なお、日本では今年(2024年)12月12日に小野薬品工業が同併用療法による「BRAF遺伝子変異を有する治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸癌」に対する効能または効果に係る製造販売承認事項一部変更承認申請を行った。

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